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徒然ドラマ録 『真田丸』 ~偉人たちは人間くさかった~

真田丸が終わりました。
私、だいぶお酒を飲んで酔っ払っていたのですが、
いざ終わってみると、陽気な気持ちがすっと抜けていくように、
一抹の寂しさが吹き抜けていったのです。
そんな「真田丸」を短い感想ですが、さっくり書きました。





「こんなノリ、大河じゃない。でも、50回やったんだなあ」
今、あらためてそんなことを思います。
本当に珍しく、大河ドラマを初回からちゃんと見て、
初回から見事に惹き付けられてしまいました。

三谷幸喜の作品って、まったく見たことがなかったのですが、
それぞれのキャラクターに真面目なところあり、
抜けているところあり。
キャラクターの描き方を非常に大事にしている方なんだなあと思いました。
それこそが今年いっぱい、見事に惹き付けられた理由なんだと思います。

今までの大河は多くの場合、悪い意味でクソ真面目だったと思うんですよね。
「歴史」を背負う以上、茶化しにくい部分もあったのでしょう。
でも、そのクソ真面目さは重さとなり、
やがて見る人への負担となっている部分もあったと思います。

しかし、真田丸は登場人物は皆クソ真面目なのですが、展開が意外に軽い。

真田昌幸が「上田城は絶対に落ちませぬ」と
武田勝頼に言い切ったわずか数秒後のカットで、
息子たちに「武田は滅びる……」と言ってのけたり。
「おおーい、父ちゃん(笑)」と視聴者はツッコミ。

あるいは家康。
織田信長の死を知って慌てて逃げようとするものの、
急な崖を下ることになり、「う、ここを降りるのか……(泣)」と尻込みしたり。
「おおーい、未来の将軍(笑)」とこれまた視聴者はツッコミ。

みんな真面目なんですが、それを茶化すような展開が、
このドラマの中では冴え渡っていたように思います。
キャラクターは真剣に考えている、そこは活かしつつ、
くすっと笑う展開に持っていくのがうまいなあと。

そして、どのキャラクターもクソ真面目ではありつつ、
それぞれどこかで欠点を抱えているんですね。
昌幸も隠れて女遊びをしていたり、
息子の信之もちゃっかり膝枕をしてもらっていたり、
家康が結構ビビりだったり。
そんな人間くささも、このドラマの魅力だったと思います。

よく考えれば、歴史上の偉人だってひとりの人間です。
偉大だからといって、すべてがすべて立派であるはずもない。
クソ真面目だからこそ、逆によくない方向に働くこともある。
(秀忠はまさにそんな空回りキャラでした)
だからこそ、描き甲斐があるんじゃないか。
今回のドラマは、そんな三谷幸喜の信念を見た気がします。

一年間、お疲れ様でした。本当、楽しかったです!

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プロフィール

蛮天丸

Author:蛮天丸
物書き。
東方プロジェクトの二次創作小説を中心に、
好きなものを好きなように書いています。
最近は秘封がお好き。
秘封処女膜合同の主犯(siroito.web.fc2.com/maidenhead/)だけど、処女じゃないよ!
アイコンは一条さんからお借りしました。

ジャンル

東方 読書録 映画録 漫画録 ゲーム録 アニメ録 ドラマ録 艦これ 

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