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『セックスを夢見た胡蝶蘭』 ~裏話のような何か

突然ですが、私は童貞です。

心が。

いくつになっても童貞・処女心を忘れない。
そして、セックスは愛する行為の頂点にあるものだと願いたい。
でも、やっぱりそれはありふれた日常の現象でしかなかった――。

「いきなりなんだコイツ? 童貞こじらせすぎだろ」
と思われる方も多そうなので、
先日創想話に短編を投稿したことをお知らせしつつ、
今日はその作品の裏話を綴っていきます。

『セックスを夢見た胡蝶蘭』
http://coolier-new.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/208/1446992532

私が童貞・処女かどうかはご想像にお任せします。






最近、創作で恋愛が絡むとセックスのことをよく考えます。
ほら、アメリカの映画だってよくするじゃないですか、
主人公が最後の戦いに出向く前夜とか。(ものすごい偏見)

でも、半分冷静な頭で思うのです。
「別にそう切羽詰まらなくたって、よくしてるだろ」って。
夫婦だったり恋人だったり、日常的にセックスするのが現実でしょう。
こう、クリスマスとか誕生日以外だってするはずなんです。

私もものすごく元気な夫婦からこんな話を聞いたこともあります。
「とりあえず朝起きて一発やって、仕事行って、帰って一発やって、
 夜ご飯食べて一発やって、風呂入って寝てた」と。

…………こいつら仕事とセックスしかしてねえ……。

気を取り直して、そういうリアルを踏まえて、
私はお話を書くときに、性行為を特別視しないよう心がけています。
私が描きたいのはセックスではありませんから。

だから、『うみのもり』で蓮子があっさりと処女を失っているのです。
見知らぬ男の家に泊まって、なんとなく流れで犯されて。
蓮子もかたちだけは抵抗するけれど、あっさり受け入れてしまう。
「まあ、処女を失うのって案外そんなもんでしょ?」
それで私はそれなりに満足していました。

しかしあるとき、私の中の童貞くんが不意に叫んだのです。
「待ってよ、確かにセックスはありふれた行為だけどさ!
 でも、それを夢見たっていいじゃないか!」と。
純粋な彼は、長編を書いて疲れた私の手を動かし、
短編の構想を練っていきました。

私が今回の短編でやりたかったのは、
「日常の中で処女を失ったら、二人はどう思うんだろう?」
という疑問にぶつかってみたい、ということでした。

現実ではないものを追い求める秘封倶楽部の二人。
そうするのは、彼女たち自身の現実がそんなに面白くないから。
それでも、彼女たちが生きるのはあくまでつまらない現実で、
いずれはそんな現実の波に呑まれていくはずだ。

たとえば蓮子に彼氏がいたら、
いずれ彼女は彼からセックスを迫られて、処女を失うのだろう。
そのとき、彼女が見る世界はそれまでとは変わるんじゃないだろうか?
気持ちいいはずのセックスも、案外痛くてつらくて。
彼女たち自身の活動も、期待外れのことが起きるときだってあるはずだ。

余談ですが、「日常の中で」という視点は
最近読んだ『海街diary』の影響を強く受けています。
胡蝶蘭というアイテムも「花が日常っぽい!」という感覚で入れました。

そして、胡蝶蘭を選んだのは「胡蝶の夢」からです。
蓮子は、メリーの中の夢でも現でもない場所へ行ってしまった、
ということを表現したくて入れました。

そんな思考をしながら書き上げると、なんということでしょう。
蓮子が「そんなに気持ちよくなかった」と言っちゃう話になっていました。
これには童貞くんもがっくり頭をうなだれるばかり。

結局、セックスは現実の中の現象なんだなあ、と私も思うのでした。

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プロフィール

蛮天丸

Author:蛮天丸
物書き。
東方プロジェクトの二次創作小説を中心に、
好きなものを好きなように書いています。
最近は秘封がお好き。
秘封処女膜合同の主犯(siroito.web.fc2.com/maidenhead/)だけど、処女じゃないよ!
アイコンは一条さんからお借りしました。

ジャンル

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