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綺麗に書くこと、乱暴に想うこと

以前予告していたSSは非常にゆっくりとしたペースで進んでいます。
一時のバリバリ書いていた頃に比べれば、五分の一くらいのペースですが。

シリーズものの続きなので、必然的に過去作を見直したりして、
過去の自分を「ああ、若いなあ」と思うことしきりです。
文章表現が拙く、構成もまだまだ甘いところが非常に多いのですが、
なんというか、妙なエネルギーを感じてしまうのです。






小説や漫画は細部にこそ命が宿るとよく言われます。
キャラクターの描写だったり、世界観の描写だったり。
宮崎駿作品の食事シーンの丁寧さは、そのイメージの筆頭でしょう。

でも、たまに――というより、思っているより多くの作品が、
そんな技術や丁寧さを抜きにして、とんでもないパワーを秘めていたり。
あれってなんなのだろう。

手前味噌でなんですが、過去の私の作品にもそう思うこともあります。
だいぶ昔の作品なので他人事のように言いますが、
「私はこんなことが言いたいんだ!」という気力そのもので、
文章を書いていたのだと思います。
批判コメントなんて気にしねえ! くらいの勢い。
論理的な破綻とか、初見さんにわかりづらいだとか、
そんなことも考えていなかったのでしょう。

知識がないからこその勢いでした。
頭の中に様々な可能性が思い浮かばないからこそ、まっすぐに行けた。
しかし、多少なりとも知識がついた今、
何も振り返らずにまっすぐに突っ走ることはできなくなりました。

そもそも何かを書くということ自体、
本来は「何か」を振り返ることだと今では思うのです。
日記を書く、ということは、その日のことを自分なりに振り返る。
今、この記事も過去の自分を振り返り、
今の自分を振り返って比較している。

小説も、自分なりに物語の要素を分解して、
自分なりに再構成するものだと思っています。
作者の経験やものの見方が少なからず現れるのは、
彼らの中の「もの」を振り返っているからでしょう。

知識がついたということは、
振り返って見えるものが増えたということになります。
いろんなものが見えるから、一点突破がしづらくなる。
綺麗に整えようとしてしまうのです。

それはいいことだと思いつつも、乱暴さがなくなるということでもあります。
そして、人はときに乱暴な思考に突き動かされることもある。
「言ってることはメチャクチャだけど、熱意を感じる」なんて、
誰にでもある経験だと思います。

綺麗に整えるのは、エネルギーを削がないように。
わかっていても、中々難しいものです。
最終的には自分の作品をどこまで愛せるかどうか。
そんなことになるのかもしれませんね。

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プロフィール

蛮天丸

Author:蛮天丸
物書き。
東方プロジェクトの二次創作小説を中心に、
好きなものを好きなように書いています。
最近は秘封がお好き。
秘封処女膜合同の主犯(siroito.web.fc2.com/maidenhead/)だけど、処女じゃないよ!
アイコンは一条さんからお借りしました。

ジャンル

東方 読書録 映画録 漫画録 ゲーム録 アニメ録 ドラマ録 艦これ 

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