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自分が好む東方SS(2)

過去にこんな記事を書いておりましたが、
今回は偶然その続きのようなお話になります。

とある漫画の分析をしたことで自分がショックを受けたことと、
あらためて自分がどんなお話が好きかを考えてみた、という記事です。






先日、Pixivでとある漫画を読み、「これは面白いなあ」と素直に感動し、
自分のお話に活かせないかと、その構造を分析・分解しました。
私も、もの書きの端くれですから。
結果、そのお話はいくつかの大きな構造が重なっていました。
どれも汎用性が高く、面白さを引き出す構造でした。
それは大変勉強になるし、確実に自分のお話作りにも活かせると感じます。

でも、なぜでしょう。
分析して分解して――途端、今までその作品に感じていたものが、
私の中から消え失せてしまっていました。
再読しても、最初に読んだときの感動がなくなってしまったのです。

かわりに、罪悪感とがっかり感が襲ってきました。
手品のタネを暴いてしまったような、
ハリボテの裏側を覗いてしまったような、そんな感覚です。
本当に自分勝手ですが、もうその作品を好きだと思えなくなりました。

その作品は多くの人に感動を与えているはずなのに、自分は好きじゃない。
「じゃあ、自分は『なに』が好きなんだ?」
あらためて、もう一度考えてみようと思ったわけです。

私が好きな作品は色々ありますが、
『スプートニクの恋人』『おおかみこどもの雨と雪』
『輪るピングドラム』『風立ちぬ』は何度も見返したくなります。
それはストーリー構造だけでは語れないものがあるように思います。
現実に対する示唆が含まれている気がする。

『スプートニクの恋人』は「つながりと断絶」のあり方を、
『おおかみこどもの雨と雪』は「母と子ども」の関係を、
『輪るピングドラム』は「家族」のあり方を、
『風立ちぬ』は「仕事と妻」の関係を。
読み直す度ぼんやりと、何度も思うのです。
(リンクは思ったことを実際に書いちゃった記事です)

作品の中には明確な答えは示されていなくて、
どう思うかは受け取る側によって任されている部分が大きい感じです。
だから、構造分析をしても、何かが残るし気になるし、
何度も見返したくなるのだと気づきました。

ストーリー構造も書き手としてはすごく興味があるのですが、
私が好きなお話って、やっぱりそういうところなんだろうな、と思いました。
前の記事では「書き手を見せて!」ということを書いていましたが、
もう少し掘り下げると、そういうことでした。
作者の世界観が見えると、それについて私も考えたくなっちゃう。

書き手としては読者が面白いと思うものを書くのは前提条件なんですが、
やっぱり自分が好きな話を書かないとやってられません。
バランスをとりつつ、そういうお話を書きたいな、とあらためて思ったのでした。

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プロフィール

蛮天丸

Author:蛮天丸
物書き。
東方プロジェクトの二次創作小説を中心に、
好きなものを好きなように書いています。
最近は秘封がお好き。
秘封処女膜合同の主犯(siroito.web.fc2.com/maidenhead/)だけど、処女じゃないよ!
アイコンは一条さんからお借りしました。

ジャンル

東方 読書録 映画録 漫画録 ゲーム録 アニメ録 ドラマ録 艦これ 

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