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『物語論』

ちょっと不思議な本を読みました。


物語論 (講談社現代新書)物語論 (講談社現代新書)
(2011/11/18)
木村 俊介

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小説・映画・漫画・絵画・テレビなど、創作分野に関わる人たちにインタビューした本です。
物語を作る方法などにはほぼ触れていないのでご注意を。






この本の面白いところは、各作品について語ることを主軸にしたわけではなく、
創作をする人たちが、何を思って自分の作品に打ち込んでいるかに焦点を当てたところでしょう。
自分の言葉で言ってしまうと、『ものの見方』というところでしょうか。

それはもちろん、現代の社会がどうこうというところもあるのですが、
自分の生き方だとか、作品の見え方だとか、エンタメのためだとか。
小さなことから大きなことまでを交えた『ものの見方』のように思えます。

好きなのは、大きなことでも小さなことでも同格として扱われていることでした。
社会に対する風刺があるから価値が高いとか、そんな決めつけはなく、
「漫画の週刊連載を続けるには――」から語られる部分もあって、
それが作品の魅力につながるのだなあ、と思うこともあります。
(荒木先生がその例です)

この本には「創作をする人はこうあるべき」という結論じみたものはなく、
本当に、それぞれの人がそれぞれの信念を持って創作しているのだなあ、ということに驚かされるばかりです。
そういう意味で、役に立つ本ではないのですが、不思議と好きな本でした。

説明が難しいですが、作者の思うところを知りたい方にはおすすめです。
村上春樹・荒木飛呂彦・うえやまとちあたりのインタビューは特に好きです。

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プロフィール

蛮天丸

Author:蛮天丸
物書き。
東方プロジェクトの二次創作小説を中心に、
好きなものを好きなように書いています。
最近は秘封がお好き。
秘封処女膜合同の主犯(siroito.web.fc2.com/maidenhead/)だけど、処女じゃないよ!
アイコンは一条さんからお借りしました。

ジャンル

東方 読書録 映画録 漫画録 ゲーム録 アニメ録 ドラマ録 艦これ 

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